株式投資/お金のなる木

株式投資と配当金

賢い投資家になるため、バリュー投資⑨

塩漬け 氷結

株式投資での多くの人が、自分が買ったものの価格が上がると、より大きな満足感を覚える。自分の判断が正しかったと感じられるからだ。一方、価格が下がると、買いどきの判断を誤ったのではないかと疑いはじめ不安になる。

このため、その資産を保有しつづけたり、いわゆる

「ナンピン買い」をしたりするのは非常に難しくなる。価格下落がまだまだ続くとわかった場合は特にそうだ。60で買おうと思っていた証券の価格がまだ下がるのであれば、50、あるいはもっと低い40や30

で買ったほうがよいと感じるだろう。しかし、どの時点で買うかという判断は簡単ではない。

損しても構わない者などいないので、やがてみな次のような疑問を抱くのだ。「もしかしたら自分の判断はまちがっていて、市場のほうが正しいのではないのか」。こうした危険性は、次のような考えが頭をもたげはじめると極大化する。

「下げが止まらない。ゼロになる前に手放したほうがよいのではないか」。こうした投資家の心理が底値を切り下げる展開を呼び売りを加速させるのだ。