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8/17〜21 日本株式相場予想【AI復調は一服も戻り売り意識!TOPIX最高値更新と『好業績株の押し目買い』が冴える局面】

塩漬け 氷結


【AI復調は一服も戻り売り意識!TOPIX最高値更新と『好業績株の押し目買い』が冴える局面】


​今週(8/17〜8/21)の日本株相場と為替の見通しを分かりやすくまとめました。 


​先週の日本株市場は、インフレ鈍化の兆しを受けたAI関連銘柄の強力なリバウンドにより、日経平均株価が前週末比+3,111円(68,718.33円)と急反発し、7万円の大台に接近しました。しかし、今週は累積出来高の多い節目の水準で「戻り売り圧力」が強まることが予想され、上値を追うより好業績株の押し目を狙う冷静な立ち回りが求められる局面です。


​【 今週の日本株式相場予想】

​■ AI関連銘柄のリバウンド一服と戻り売り圧力

◇ 累積出来高の多い6万9,000円台の壁とエヌビディア決算待ち

・6月の最高値から一時68%下落したキオクシアホールディングス(285A)をはじめ、過剰に売り込まれていたAI・半導体銘柄が8月に入り力強い反発を見せています。

・すでに最高値を奪回したアドバンテスト(6857)を除き、各銘柄とも大幅な戻り余地を残していますが、日経平均の累積出来高が集中する6万9,000円台の水準では戻り売りの拡大が予想されます。

・翌週に米エヌビディアの5~7月期決算を控えていることもあり、決算前の「出尽くし懸念」からAI株の上値が重くなる恐れがあります。


​■ 非AI株への物色拡大とTOPIX優位の構造変化

◇ 値上げ・コスト削減の結実による最高値更新と銀行株への関心

・AI依存度の高かった相場構造から、製品値上げやコスト削減で市場予想を上回る実質増益を確保した「好業績な一般企業」へと資金が広がっています。

・この裾野の広がりを背景に、TOPIX(東証株価指数)は日経平均に先駆けて過去最高値を更新し、NT倍率(日経平均÷TOPIX)も低下傾向にあります。

・また、国内で「10月までに日銀が追加利上げに踏み切る可能性」が浮上してきたことも手伝い、金利上昇の恩恵を受ける銀行株を中心にTOPIX型優位の展開が想定されます。


​■ 今週の日経平均株価予想レンジ

◇ 上値追いは慎重に、好業績株の押し目狙いへ

・67,800円 〜 69,800円

・AI株の復調が一息つく一方、ファンダメンタルズ(業績)のしっかりした銘柄の押し目買いが下値を支えるレンジ取引を予想します。



​【注目材料・為替(ドル円)の動向】

​■ 米インフレ懸念の後退と7月FOMC議事要旨の注目点

◇ ウォーシュFRB議長の金融政策スタンス見極め

・先週のドル・円は、中東リスクによる原油高から一時買われる場面もありましたが、米7月CPI・PPIがインフレ鈍化を示したことで159円台を中心としたもみ合いに移行しました。

・今週の最大の焦点は、19日(水)公表の7月開催分FOMC議事要旨です。フォワードガイダンスに慎重な姿勢を示すウォーシュFRB議長が、インフレ抑制に向けてどの程度踏み込んだ発言を行ったかがチェックされます。

・その他、17日の米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数や日本の4-6月期GDP速報値、18日の米7月住宅着工件数などの結果にも注目が集まります。


​■ 円安地雷と介入ラインの挟み撃ち

◇ 161円の抵抗線とサポートラインの存在

・日本の貿易収支悪化懸念などが引き続き底固さを提示するものの、上値ではテクニカルな節目である50日移動平均線(161円00銭近傍)が大きな抵抗となります。

・一方で下方向については、直近の為替介入後に下げ止まった157円台前半が強固なサポートラインとして意識されており、レンジ内での神経質な推移が続く見通しです。


​■ ドル円の予想レンジ

◇ 上限・下限の節目を意識したもみ合い

・1ドル = 157円00銭 - 161円00銭

・上値メドは50日移動平均線が走る161円ちょうど近辺、下値メドは157円台前半のサポートラインと試算します。


​★アナリストからのワンポイント助言

​先週までの急反発でAI株の投げ売りラッシュは一旦落ち着きましたが、6万9,000円台からは待ち構えていた戻り売りが本格化します。今は「AI株を力任せに高値追いする段階」ではなく、TOPIX最高値更新が示すように「地味ながらもしっかり稼げている決算良好株・銀行株の押し目をじっくり拾う段階」へとシフトするのが、ベテランの堅実な戦略です。