【週刊展望】日経平均6万円超えの「新常態」へ!決算ピークと海外勢の爆買い

【週刊展望】日経平均6万円超えの「新常態」へ!決算ピークと海外勢の爆買い
■相場概況◇
今週の東京株式市場は、**「高値圏でのもみ合い」**を想定します。中東情勢の沈静化を受けて日経平均株価は6万円を突破し、リスクオンムードが鮮明です。急ピッチな上昇への達成感から、週前半は利益確定売りに押される場面もありますが、海外投資家による過去最高の買い越しペースが下値を強力に支えるでしょう。
■注目トピックス◇
「2,300社超」の決算ラッシュがピークに
今週は決算発表の最大ピークを迎えます。特に注目は、これまで出遅れていた建設、銀行、防衛、電線といったセクターです。GW明けの市場では、通期計画が強気な企業への「業績相場」が加速し、物色の裾野が半導体以外にも広がるかが焦点となります。
「エヌビディア待ち」の半導体人気
日経平均を牽引してきた半導体関連株は、国内勢の決算を一通り通過しました。しかし、来週20日に控える米エヌビディアの決算への期待感が先行し、今週も関連銘柄(東エレク、アドテスト等)への押し目買い意欲は衰えない見通しです。
海外投資家による「アベノミクス超え」の買い
4月の現物買い越し額は約5.3兆円と過去最高を更新。この勢いが5月も持続すれば、日経平均は一時的な調整を挟みつつ、さらなる高み(6万5,000円方向)を目指す地盤が整います。自社株買いの発表相次ぐ株主還元姿勢も、彼らの買いを後押ししています。
■警戒指標・イベント◇
NT倍率の「是正」か「拡大」か
日経平均が突出して強い一方、TOPIXは最高値に届いていません。この「歪み」が、銀行株などの買い上げによってTOPIXのキャッチアップ(NT倍率の縮小)に向かうか、あるいはハイテク株独歩高が続くか。相場の「質」を見極める1週間になります。
米国のインフレ指標(CPI/PPI)発表
12日の米CPI(消費者物価指数)は、米国の利下げ期待やドル円相場を左右する最大級のイベントです。円安が一段と進めば輸出株には追い風ですが、米金利急騰によるハイテク株への逆風には注意が必要です。
■投資戦略のヒント◇
「高値圏のもみ合い」は仕込み場
上昇トレンドに乗り遅れた個人投資家にとっては、利益確定売りで下がる場面は絶好の押し目買い候補となります。特に、中長期の成長期待が高い「フィジカルAI(ロボット)」や「防衛」関連は、決算発表を機に一段高となる可能性があります。
中小型AI関連株への物色シフト
大型株が指数を押し上げた後、資金は値動きの軽い「中小型のAI・DX関連株」にシフトする傾向があります。出遅れ感のある銘柄の「リバウンド」を狙うのも一案です。
★日経平均6万円超えは、もはや「通過点」になりつつあります。今週は個別企業の通信簿(決算)を丁寧に読み解き、新年度の「勝ち組」に乗る準備を進めましょう!
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