株式投資/お金のなる木

株式投資と配当金

株主優待情報・テルマー湯ホールディングス

塩漬け 氷結




テルマー湯ホールディングス(3521)

更新日2/20


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■ 分析①・どんな企業 ◆

◆ 企業概要

1926年創業の持株会社で、温浴施設「テルマー湯」や不動産賃貸を中心に事業展開。主力は東京・新宿、西麻布の温浴施設運営。

◆ セグメント

温浴施設運営、不動産売買・賃貸、食品事業(2025年度に子会社化)などを含む複合型ビジネスを展開。

◆ 市場・規模感

東証スタンダード上場、時価総額は約45〜49億円の小型株。個人でも参加しやすい銘柄規模。



■ 分析②・業績 ◆

◆ 売上高・利益傾向

2025年3月期の売上高は約19.8億円で前期比成長、純利益も拡大。ただし第3四半期では食品事業寄与で売上増も利益控えめ。

◆ 成長性

売上・EPSは過去数年増加傾向。連結売上高は10期連続成長ではないが、温浴事業の基盤は安定。

◆ 財務健全性

自己資本比率80%超、負債比率低く財務健全。ROEは低めながら黒字続く。



■ 分析③・優待内容、優待の価値 ◆

◆ 優待内容

・300株:新宿・西麻布店 各1枚

・1,200株:各2枚

・12,500株:各3枚

※1枚で1名招待、土日祝日・繁忙期は利用不可(制限あり)。

◆ 価値評価

利用価値は地域・生活圏次第。近郊在住や頻繁に利用できる人には実用的だが、利用制限や回数の少なさがネック。

◆ 優待利回り

優待単独での金銭評価は困難(施設価値は個人評価差あり)、配当+優待利回り合算が投資判断の中心。



■ 分析④・株価推移の状況 ◆

◆ 株価レンジ

過去1年の株価は約120円〜202円のレンジ推移。2025年初に高値202円、安値は120円台。直近は170〜180円台で推移。

◆ 短期動向

3〜6ヶ月では上昇基調も見られるが、値動きは大型株と比べ低ボラティリティ。

◆ 長期観点

歴史的にはバリュエーションが高騰・低迷を繰り返しており、個人投資の需給影響を受けやすい。



■ 分析⑤・配当金、配当利回り+優待利回りの計算シミュレーション ◆

◆ 配当金

2025/26期予想配当は1株5円(配当利回り:約2.8%前後)。2014〜2024期は無配からの復配傾向。

◆ 優待利回り(例)

◎300株保有(最低単位):最低株価170円×300株=51,000円投資。

優待:招待券2枚(施設価値仮に2,000円とすると)=4,000円/年

配当:5円×300株=1,500円/年

=> 配当+優待利回り ≒ (1,500+4,000)/51,000×100 ≒ 約10.3%

※施設利用価値を抑え目想定。実際の体験価値で変動。

◆ 注意点

優待券は利用制限があり、金銭換算が困難。優待利回りは「使えるかどうか」が大きく影響。



■ 分析⑥・競合との優位性 ◆

◆ 競合業態

国内スパ・温浴市場では大手チェーンやテーマ型施設多数。競争は立地・サービス差別化が鍵。

◆ 競合優位性

東京中心の高利用立地が強み。ただし店数が限定的でスケールメリットは弱い。

◆ ブランディング

「テルマー湯」は体験評価が高く、リピーター層形成の可能性あり。ただし価格競争や他施設との比較で優位性は限定的。



■ まとめ・株主優待族の視点 ◆

◆ 魅力ポイント

・低株価&少額投資で優待権利が狙える(300株から)。

・配当復活の兆し+利用価値によって高い実質利回り可能。

・立地が良く、利用しやすい可能性あり(新宿・西麻布中心)。

◆ リスク

・優待利用制限(平日のみ、土日除外等)が価値を減じる可能性。

・事業規模小さく、業績変動や競争環境に弱い点。

・優待価値の評価が投資家ごとに大きく異なる点要注意。

◆ 活用戦略

優待族としては「配当+優待」を総合利回りで評価、かつ施設利用が日常生活と合致するかがカギ。