分析研究所(3分割売買)・東宝

東宝(9602)
更新日2/16
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① どんな企業
日本を代表する 映画・エンタテインメント企業。映画制作・配給、映画館運営、舞台・演劇興行、不動産賃貸、IPライセンスなどを展開。
日経225構成銘柄・東証プライム上場。邦画興行収入では国内トップクラス。
② 2026年度の業績(会社予想)
売上高:360,000百万円(前期比 +15%)
営業利益:65,000百万円(前期比 +0.5%)
経常利益:65,500百万円(前期比 +1.6%)
純利益:47,500百万円(前期比 +9.6%)
第3Q累計は売上・利益とも 増加、映画事業が好調(ヒット作効果)。
コメント:映画ヒットタイトルなどで業績は堅調、通期でも増収増益見込み。
③ 2027年度の業績(会社予想・アナリスト展望)
公式の通期業績予想数値は未公表だが、IR説明資料では 2027年のラインナップ強化・海外展開が業績拡大ドライバー として言及あり。
アナリスト予想ベースでは EPS成長率は年間約2〜3%程度 と見られる。
コメント:作品ラインナップ強化やグローバル展開で成長期待はあるが、近年のペースほどの高成長にはならないとの見方も存在。
④ 平均高値・安値 PER レンジと業界平均 PER
予想PER(2026/02時点):約28倍(過去レンジ 13.7〜58倍)。
映画・メディア企業の平均PERは 20〜30倍程度が多く、同社PERは業界平均とほぼ同等かやや高め評価。
過去10年PERレンジ幅は大きく、評価の変動が大きい側面もある。
コメント:成長・収益性評価を含めた市場の期待がやや高い水準。
⑤ 3年後の理論株レンジ(PER×EPS)予想
想定前提:
EPS成長(2026→2029):年率約3%想定(アナリスト予想)。
現状EPS(2026予想):約283円(実績ベース)
PERレンジ想定:20〜36倍(成長評価 ↔ 過去高PER領域)
レンジ予想:
下値:~ (EPS = 300 × PER 20) ≈ 6,000 円
中央:~ (EPS = 320 × PER 28) ≈ 8,960 円
上値:~ (EPS = 340 × PER 36) ≈ 12,240 円
コメント:成長継続前提で理論株価はレンジ幅大きいが、コンテンツ戦略が鍵。
⑥ 配当政策(株主還元)
年間配当:105 円(2026予想)。
配当利回り:約1.3% 程度(配当性向緩やか)。
株主優待は過去実績あり(映画招待券等)※業績資料。
コメント:株主還元は安定しているが、配当利回りは高利回り株ではない。
⑦ 競合との優位性
国内映画配給・興行を牽引する ブランド力・IP保有量が強み。
興行収入・IP・映像配信・海外展開の多角化により、競合との差別化優位性あり。
他エンタメ企業との差では、創造IPの多さと劇場ネットワークが大きなアセット。
コメント:コンテンツ資産と販売チャンネルが競合に対する強み。
⑧ 市場の成長性
国内映画市場は復調傾向。大ヒット作の興行収入は過去最高水準を更新。
リアルイベント、デジタル配信、グローバル市場(北米・欧州)での展開余地あり。
長期的に動画・IP利用の需要は拡大トレンド。
コメント:エンタメ市場は変動があるものの、IP需要増と配信・海外展開で成長テーマ。
まとめ・総合評価(①〜⑧ コメント)
企業性格:IP中心のエンタメ大手、ブランド力強い。
業績(2026/2027):2026は増収増益、2027見込みもラインナップ強化で成長期待。ただし成長鈍化予想あり。
バリュエーション:PERは業界平均域ながら過去高PER帯まで評価余地あり。
株主還元:配当は安定だが低め傾向。
競合優位性:IPと劇場配給チャネルが強み。
市場:映画・配信・海外展開が成長テーマ。
判定(総合評価:5段階)
評価:B
理由:
成長性・ブランド優位性を持つ一方で、成長ペースは過去ほど加速しないとの見方もあるため、高評価(A)に届かない。ただし業績改善とIP戦略による中期上方余地はあり、中長期値上がり余地は堅実と評価。
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📈 買い時・価格帯(3分割)
📊 過去5年間の株価の概要
株価レンジ(過去1年): 約 6,688〜10,295 円 のレンジ推移。※ 52週レンジ
5年値動き傾向(年次):
2025年高値 ~10,295 円、安値 ~6,001 円(年間)
過去数年は 年次で株価回復 → 上昇トレンド継続 する局面あり
ボラティリティ: 大型調整・暴落傾向あり(平均下落率 ~-21〜-23%) ※投資の森より5年調整データあり
🟦 ① 買い時ゾーン:最も割安域(1分割)
価格帯:~6,300〜7,000 円
理由:過去年間安値圏・長期調整底付近。最低支持水準。
戦略:割安押し目拾い中心
🟩 ② 買い時ゾーン:中期回復域(2分割)
価格帯:7,000〜8,000 円
理由:中期回復トレンドへの移行が確認されるゾーン。
戦略:回復基調で買い増し
🟨 ③ 買い時ゾーン:強気戻り域(3分割)
価格帯:8,000〜9,000 円
理由:上昇トレンド加速局面、直近高値周辺手前。
戦略:トレンドフォロー買い
📉 売り時・利確ゾーン
🔹 ① 1利食いゾーン(初期利確)
価格帯:9,000〜10,000 円
理由:直近高値圏近辺・戻り売りタイミング。
戦略:部分利確
🔥 ② 2利食いゾーン(過熱加速)
価格帯:10,000〜11,500 円
理由:上値追い熱狂ゾーン、PER拡大余地取り込み。
戦略:利食い中心
🚀 ③ 3利食いゾーン(熱狂・過大評価)
価格帯:11,500 円↑
理由:高PER・テーマ株評価が入り過熱エリア
戦略:大部分・全利確
⚠️ 損切りライン
基準ライン:~6,200 円以下
理由:月次安値および長期レンジ下限割れでトレンド崩壊。
戦略:重要支持割れで損切り
📊 戦略要点まとめ
下値ゾーン は 6,300〜7,000 円 付近で底堅い可能性あり。
中期戻りゾーン では 7,000〜8,000 円 の回復パワー確認が鍵。
直近高値圏 は 9,000 円台後半 で上値抵抗が出やすい。
上値加速・利確ゾーン は 10,000 円台〜 で売り圧力に注意。
📈 判定(5段階評価)
評価:B
理由:
5年レンジが明確で押し目買い・利確ポイントが戦略的に設定可能。
映画・エンタメ株の成長期待が株価に織り込みやすい。
ただし調整幅が大きく、テーマ株的な爆騰局面は限られる。
安値拾いから戻り売り戦略が有効な典型的レンジ株 と評価。
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